小児科専攻医プログラム連携施設
市立千歳市民病院
メンバー
中本 哲 | 診療部長 | 小児科専門医・指導医 日本アレルギー学会アレルギー専門医 子どもの心相談医 公認心理師 |
伊東 広臨 | 主任医長 | 小児科専門医 |
原 和也 | 主任医長 | 小児科専門医 |
内藤 広行 | 嘱託医 | 小児科専門医・指導医 日本血液学会血液専門医 産業医 |
医長より
千歳市は2025年現在ビルやホテルの新築ラッシュであり、夜の街は若い男性やインバウンド客で賑わいに溢れ、地価も高騰しさながらバブル経済のような状態となっています。ただ子どもはまだそれほど増えてはおらず、分娩数も2024年度は300件を割り込んでしまいました。賑わいの中心が工事現場の若い男性から工場が勤務の家族連れに変遷していくに伴い小児人口も増加することが予想され、近日中に待望の人口10万人突破が想定されています。
近年の市立千歳市民病院小児科は、一般小児科診療は活発に活動されている市内及び近隣のクリニックに、夜間休日の一次救急診療は千歳市夜間急病センターにある程度お任せして、二次救急と入院診療、アレルギー診療、神経発達症及び思春期診療、出張医による専門外来など総合病院小児科として期待される業務に注力しています。一次施設からの入院依頼には極力対応し、二次救急当番として救急対応を24時間365日行い、千歳恵庭のみならず安平や由仁からの救急車も受け入れるなど、地域の医療ニーズを満たすために尽力しています。一定の割合で発生する重症患者につきましても、札幌市内の高次施設とのスムーズな連携を心がけています。医師数の割に入院患者数はそれなりにいて、一番若い原先生にやや負担がかかっていますが、淡々と業務をこなしています。その他3人は高齢化が進んでいますがまあまあ平和にやっています。
中本 哲